はじめに
近年、パソコンやスマートフォンの画面に「ウイルスに感染しました」といった偽の警告を表示させ、電話をかけさせて金銭をだまし取る「サポート詐欺」が巧妙化しています。特に最近では、正規の「遠隔操作ソフト」を悪用して、被害者の端末を直接操作し、ネットバンキングから送金させる手口が急増しています。
サポート詐欺の巧妙な手口
サポート詐欺は、以下のようなステップで進行します。
- 偽の警告表示: ブラウザでウェブサイトを閲覧中に、突然「システムが破損しています」「ウイルスを検出しました」という大音量の警告音とともに偽のメッセージが表示されます。
- 偽のサポート窓口へ誘導: 画面に表示されたフリーダイヤルなどの電話番号にかけるよう促されます。
- 遠隔操作ソフトのインストール: 電話をかけると、マイクロソフトなどの大手企業を装ったオペレーター(詐欺師)が、「修理のために必要」と言って、AnyDeskやTeamViewerなどの正規の遠隔操作ソフトをインストールさせます。
- 情報の窃取と不正送金: 遠隔操作によって、被害者のパソコン内でネットバンキングにログインさせたり、クレジットカード情報を入力させたりして、直接金銭を奪い取ります。
なぜ「正規ソフト」が使われるのか?
詐欺師が正規のソフトを使用する理由は、セキュリティソフトの検知を逃れるためです。正規のツール自体は悪意のあるものではないため、ウイルス対策ソフトでブロックされにくいという性質を悪用しています。
詐欺被害に遭わないための3つの鉄則
- 警告画面の電話番号には絶対にかけない: ブラウザの警告画面に表示される電話番号はすべて偽物です。
- 見知らぬ相手の指示でソフトを入れない: 電話越しに指示されたソフトウェアのインストールは、遠隔操作の入り口になります。
- ブラウザを閉じる(Escキー長押しなど): 警告画面が消えない場合は、ブラウザを強制終了するか、パソコンを再起動してください。
もし被害に遭ってしまったら
万が一、遠隔操作を許してしまった場合は、すぐに以下の対応を行ってください。
- ネットワークを遮断する: Wi-Fiを切るか、LANケーブルを抜いて、遠隔操作を物理的に止めます。
- 金融機関に連絡する: クレジットカード会社や銀行に連絡し、利用停止措置をとります。
- 警察・消費生活センターに相談する: 最寄りの警察署や「#9110」、または消費者ホットライン「188」へ相談してください。
まとめ
サポート詐欺は、私たちの「不安」と「信頼(大手ブランド名)」を巧みに利用します。「画面に警告が出たら、まずは疑う」。このシンプルな心がけが、あなたの大切な資産を守ることにつながります。
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